【2級建築士】製図の勉強時間は?令和7年の製図試験に受かった僕が正直に解説!
- 青柳 一輝
- 2級建築士試験体験記
こんにちは、青柳(息子)です。
2025年9月に2級建築士の製図試験を受け、なんとか合格できました。
僕は2023年に2級建築士の学科を受験して合格。
2024年に製図試験(RC造)を受けたのですが、見事不合格。
2025年の今年、通信講座を使って受かった次第です。
いやあ、大変でした。
今回は、僕が製図試験に合格するまでの勉強時間を計算してみました!
あわせて
「この勉強やる必要なかったかな...」
「気にしなくてもよかったかな」
という点も紹介するので、これから2級建築士の製図試験を受ける方は参考にしてくださいね。
2級建築士の製図試験に合格するまでにかかった勉強時間は?

| 1月 | 14時間 |
| 2月 | 10時間 |
| 3月 | 17時間 |
| 4月 | 6時間 |
| 5月 | 12時間 |
| 6月 | 25時間 |
| 7月 | 30時間 |
| 8月 | 20時間 |
| 9月 | 26時間 |
結論:約160時間
自分で記録していた勉強時間を見たところ、こんな感じになりました。
さらに2024年も製図勉強はしたので、おそらく200時間以上になっているのでは...と思います。
僕のスペックですが
・図面を手で描くのが初めて
・不器用
・「まあこんなもんだべ!」的精神
・不器用
・不器用
・不器用
不器用が多すぎてゲシュタルト崩壊しそうですが、とにかくめちゃくちゃ苦労しました。
2級建築士の製図勉強の内容(月ごと)
ここからは僕が2級建築士で勉強した内容を、1月から9月まで書いていきます。独学の方は参考にしてください(^^)
1月:14時間(勉強時間)
まずは平面図の書き方をテキストで再勉強。
2024年にRC造で製図の勉強はしていたのですが、かなり忘れてましたね。
洗濯機・冷蔵庫の大きさやテーブルサイズを覚え直し、テンプレートのどの穴(?)で描くかを再度勉強。製図板向かうより、テキストを開いていた方が長かった気がします。
後RCの時にはなかった「矩計図」が木造にあるのを知り、描く量が多く絶望した時期です。
2月:10時間
2月から製図板に向かって本格的に図面を描きました。といっても平面図のトレースばっかりです。それでも一枚終わるのにめちゃくちゃ時間かかっています。
RC造で受けた時は、一式図をトレースするのに冗談抜きで一日かかっていました。
なので来年試験を受ける方で
「一枚描き終わるのに1日かかる」
「全然描き終わらない」
と言う方は、2月くらいならマジで問題ないと思います。
さらに僕は三角定規を使ってもうまく扱えず線は真っ直ぐにならないし「本当に去年RCを受けた人の図面か?」と、ひどいものでした。
3月:17時間
平面図・立面図は過去勉強したことがあるので、なんとなく勘を取り戻してきた3月。
平面図のトレースは3時間程度かかり、立面図は30分あれば描けるようになってきました。
しかし問題が起こります。
4月:6時間
4月に突然やる気が消え失せてしまい、6時間程度の勉強に。
なぜかというと伏図がわけわからん状態だったのです。
さらに「現場でこんなことしないよ」と言う最悪な状態になり、卑屈青柳になっていました。
5月:12時間
YouTubeで2級建築士の解説をしている人の動画(名前は出しませんが関西弁の方)が有益で、やっと伏図の描き方がわかってきました。やる気も出てきて、この辺りで平面図・立面図・伏図は5時間あれば完成したかな、と思います。
6月:25時間
「やべえもう6月かよ」
「試験まで3ヶ月ねえじゃん」
とめちゃくちゃ焦り出した6月。
時間を確保して25時間勉強しました。
矩計図が覚えられん状態で、仕方ないのでスマホの壁紙を矩計図にしたり試行錯誤。ちなみにアプリが邪魔で全く見えず意味なかったので、一瞬で変えました。
7月:30時間
6月に矩計図を中心に勉強したこともあり、とりあえず全ての図面を描けるようにはなりました。オリジナル問題を本格的に解き始め、エスキスが90分。
平面図・伏図・立面図・矩計図は4時間半で完成しています。
8月:20時間
8月中旬にはオリジナル問題がエスキス込みで5時間以内に終わるようになりました。ここで余裕をぶっこいたせいで、勉強時間はやや減少。
この時期は新しい問題を解きまくるより、復習が多かったですね。
9月:26時間
とうとう試験の月です。2025年は9月14日が試験なので、1日一度は製図板に触る生活でした。もうここまで来たら焦っても仕方ないので、淡々と通信講座から送られてくるオリジナル問題を解いて、復習。
ここまでが製図試験に合格したまでの流れです。
すごい方は100時間程度で受かるようですが、僕は才能も手先の器用さもなかったので普通に160時間以上かかりました。
もし僕のような感じで、これから試験を受ける方は、200時間程度勉強すれば合格できるかもしれませんね。
さて次章からは、この勉強やる必要なかったなあー5選を紹介します。
2級建築士製図試験で気にしなくて良いこと5選
文字の綺麗さ
もちろん綺麗に書けるなら、それに越したことはありません。しかし僕は製図板で文字を書くのがビックリするほど苦手で、それはそれは酷いものでした。
最初の内は消して書き直したりしていましたが、それを繰り返すうちに紙自体が汚くなる始末。しかも力を入れて消すので、今度は製図用紙がシワになると言う最悪なことに。
僕の文字をお見せしましょう。

試験の時なんて時間がないから、もっと汚く描いています。一つ文字を書くときに意識したのは、できる限りトメ・ハネをしないこと。これだけでなんとなく建築っぽい文字になります。
めちゃくちゃ細かい数値
たとえば矩計図床の「根太」の間隔は303なのですが、僕は最初律儀に三角スケールで測っていました。もちろん正しく描いていく必要はありますが、細かい数値を気にしすぎるとシンプルに終わりません。
なので「なんとなくこのくらいのサイズっしょー」と言う感覚を身に付けるのがオススメです。
隣地境界線・道路境界線の練習
これマジでやる必要ありませんでした。RCの時に受験する際、僕は境界線の練習までしていました。でもあの線、本番の時に元々描いてあるんですよね。それをなぞるだけなので、練習不要です。ちなみに方位も書いてるので、ただなぞるだけです。
僕以外にこの練習をしている人はいないと思いますが...念の為。
1月〜5月の一式図完成までの時間
X(Twitter)では...
「エスキス込み一式図4時間半で完了」
「製図の勉強面白すぎる!」
「本気をだして矩計図30分で終わらせました」
などの投稿が4月ごろからポコポコ出てきて、焦ります。
僕は焦りました。
しかしこれは一部の天才、もしくは眉唾ものです。
僕がRC造の一式図をトレースした時、冗談抜きで一日かかっています。
もちろん試験1ヶ月前でまだ一式図終わるまで8時間かかるとかなら焦った方がいいのですが、5月くらいまでは問題ないと思います。
周りの動き
これは試験中のことなのですが、周りの動きを気にしないようにしましょう。エスキスが終わると製図板に用紙を貼り付けるため、ガサゴソと音が出ます。
なので見ていなくても「後のやつ、もうエスキス終わったんかい」「やべえ全然終わらん」となります。僕は去年受けた時にこんな感じで焦りました。
特に令和7年度の2級建築士製図試験は今までと趣旨が変わり、これまでの方法が通じない試験でした。
なかなかエスキスが終わらなかった方も多いはず。
僕2時間かかってますからね、エスキス。
周りの動きを気にすると焦って、問題用紙で指定されている条件を読み落とします。たとえば「個室(A)にはトイレを作れ」を読み落として、作るスペースもなかったら詰み状態。
ではどうすれば気にしなくなるか、というとカンタンです。
「俺はエスキスも図面も制限時間内に完成させられる」と思うだけ。
つまり、ちょっとナルシストになると言うことであります。
制限時間内に終わるんだから、周りは気にする必要なし。
自分のペースで描いていけます。
ただ5時間しか時間がないので、試験時間から2時間半経ったら強制的に製図に入るとかは決めておきましょう。
まとめ
今回はこの辺にします。
僕は今年一年で160時間、去年の勉強時間も合わせれば200時間かかった凡才でした。
しかし逆に言えば、こんな僕でも200時間もやれば受かるわけです。
これから試験を受ける方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです!

